4/25の夕方に、京浜東北線の西川口駅のホーム大宮寄りで撮影場所を巡ってのトラブルによる傷害事件がありました。
犯人は2日後に逮捕されましたが、19歳の少年会社員とのことでした。
流れ的な意味では先頭でしゃがまなかった中学生Aに仕打ち→その様子を撮影した中学生Bを蹴り倒すという形だったようです。

この日は定期運用から撤退した185系の臨時列車「あしかが大藤まつり号」の運行があったそうで、それを目当てとした撮影だったと思われます。

西川口駅は順光時間は夏場の午前ですし、大人数での撮影も不向きな場所のようですが、白い大型レンズを抱えていながらも他に撮影できそうな場所は把握できなかっただろうかと感じています。

2021年も撮り鉄を巡っての不心得な事案は数々起きていますが、罵声や不法侵入だけでなく傷害事件も起きてしまったとのことで、撮り鉄のモラルや在り方がますます問われる日々が続いています。

被害に遭われた中学生2人は友人同士かはわかりませんが、中学生だとなかなかそう遠くには行きにくいでしょうし、できる限り地元で収めたかったんでしょうけど、他にも何人かいる可能性もある上では十分な覚悟も必要であったとも思います。

被疑者については中学生の立ち位置等に強い不満があったとはいえども、恫喝や暴力行為に及ぶのは決して許されることではないですし、今回起こしたことには生涯をかけて猛省すべきと思います。

一連の問題行動が続けば撮影が制限されるのは当然のことですし、今後もどういった駅で似たような事案が起きるかはわかりませんが、大人数が来るであろうネタを目当てとした撮影については自己責任で臨んでほしいものです。

この度の件により、被害に遭われた中学生2人については心よりお見舞い申し上げると共に、一日も早い快癒をお祈りしたいと思っています。